「立体クラス」2019年5月より開講!
〜オリジナルの骨格と粘土を活用して、人体の再現へ!〜

~ 甲秀樹から、ご受講を希望する皆様へ ~

立体造形(人体)は、あらゆる角度から見て、自然な形でなければなりません。
その表現には、より確かなデッサン力が求められます。

当クラスでは、オリジナルの骨格を用い、粘土で全身の制作することで、「人体の再現」を目指します。すなわち、人体の構造を知ることで、「デッサン力」を感覚的に身に付けて頂きます。制作を進めていくと造形や描くうえで、様々に発見があり、重要なポイントを確認することができます。

私が経験的に学んだことを皆さんとご一緒に造形しながらお伝えいたします!人体の捉え方であったり、あるいは、制作の技術的なことであったり・・・制作の迷いであったり・・・。

人体をよりよく理解して、それぞれが創作意欲を育み、オリジナルな作品づくりに生かしてほしいと願い、第2期のクラスを開講いたします。
ご一緒に、まじめに楽しく学びましょう!

プロフィール

1998年より、少年や青年を中心とした絵画制作を始める。東京、大阪、ロンドン、メルボルン等で、個展の開催やグループ展への参加を通して、精力的に作品の発表を続けている。人形作家としても注目され、2004年の個展「生人形展 -Hitogata-」以来、立体のみならず、付属品に至るまで、リアリズムに徹した作品が、国内外で好評を博している。 近著に『甲秀樹 作品集 〜青い旋律』(2016年)、『甲秀樹 人体デッサン 男性ポーズ集』(2017年)、『甲秀樹 人体デッサン 男性ポーズ集2』(2018年)がある。

デッサン力を高めていただく一環として、立体クラス(日曜日コース、昼間クラス)を開講いたします。
人形作家としても著名な甲秀樹が、粘土による全身の造形を通して、人体を立体的(写実的)に表現するための基礎をお教えいたします。

独自のカリキュラム(全15回)と教材(骨格)で、人体の構造をより深く学び、表現力を養いましょう!

立体クラス カリキュラム

第1回 5月12日 オリエンテーション/
プロポーションを学ぶ

○本講の目的やカリキュラム(全15回)について説明いたします。

○教材や道具の使い方を説明いたします。

○美術モデルを前にして、いくつかのポーズを様々な角度から観察し、身体の部位や配置の構造を学びます。人体のプロポーション(身体の目印やS字ラインなど)やバランス、重心などの知識を深めます。

第2回 5月26日 頭部、首

○美術モデルの観察、写真の確認を通して、頭部、首などの部位(骨格、筋肉の形状)を正確に捉えます。また、顔を含め、首の動きなど特徴を理解します。 

○顔(目・鼻・口・耳)の位置を確認し、造形を進めます。

※この時点でしっかり顔の特徴をおさえます。

※髪の毛の具体的な表現方法も進めます。

○大まかに整えつつ、さらに細かいディテールを造ります。

第3回 6月9日
第4回 6月23日
第5回 7月7日 胸部、胴

○美術モデルの観察、写真の確認を通して、胸部、胴の部位(骨格、筋肉の形状)を正確に捉えます。

※胸部、胴は、ほとんどの骨が背骨(胸椎、腰椎)に取り付いていますので、それぞれの位置関係を理解します。

※筋肉は、肋骨・鎖骨・肩甲骨・骨盤などに取り付いているもの、腹直筋など腹部に取り付いているものがあります。それぞれの筋肉の形状をしっかり学び、造形を進めてゆきます。

○全体的に、大まかに形を整えつつ(粘土のボリュームを調整)、全体のバランスを図ります。さらに、細かいディテールを造ります。

第6回 7月28日
第7回 8月4日
第8回 8月25日 脚、足

○美術モデルの観察、写真の確認を通して、脚、足の部位(骨格、筋肉の形状)を正確に捉えます。

※脚、足の骨の特徴(関節や腱を含む)や可動性の理解を深めます。

※筋肉の形状、関係性を確認します。

○大まかな形を整え(粘土のボリュームを調整)、さらに細かいディテールを造ります。

※足の指、爪をつくるポイントをおさえて、造形を進めます。

★粘土の盛り付けは、それぞれの筋肉の形状やボリュームを正確に捉え進めます。
塾生の進捗を確認しつつ、全体・個別に指導します。

第9回 9月15日
第10回 9月29日
第11回 10月6日 腕、手

○美術モデルの観察、写真の確認を通して、腕、手の部位(骨格、筋肉の形状)を正確に捉えます。

※腕、手の骨の特徴(関節や腱を含む)や可動性の理解を深めます。

※筋肉の形状、関係性を確認します。

○大まかな形を整え(粘土のボリュームを調整)、さらに細かいディテールを造ります。

※手の指、爪をつくるポイントをおさえて、造形を進めます。

★粘土の盛り付けは、それぞれの筋肉の形状やボリュームを正確に捉え進めます。
塾生の進捗を確認しつつ、全体・個別に指導します。

第12回 10月20日
第13回 11月10日
第14回 12月1日 フォローアップ

○造形の完成を目指し、制作を進めます。

※最終段階のため、授業時間を拡大して、制作する予定です。

第15回 12月8日 フォローアップ

○細かいディテールの制作を通して、完成度を高めます。

※最終段階のため、授業時間を拡大して、制作する予定です。

○塾生の皆さんで15回の制作を振り返り、感想や反省を語り合いましょう。

※美術モデル参加:第1回、第4回、第7回、第10回、第13回、第14回、第15回
※内容は進捗に応じて、変更になる場合がございます。予めご了承ください。

日曜日コースについて

コース クラス 授業日 時間 入塾金

授業料※1

教材費 ※2
日曜日コース
5月12日より開講
昼間クラス 各日程
記載の通り
14:00 ~ 17:00 10,000円 全15回 198,000円
(美術モデル費、設備費込み)
41,000円

募集要項

(1)対象

①真摯に表現力を習得しようとする意思のある方(18歳以上)

②創作活動(立体、平面)している一方で、改めて、人体(顔・身体)の構造を学び、基礎力を高めたい方

③ディテールの制作技術をさらに高め、作品制作に生かしたい方

(2)定員

10名程度 ※最少催行人数に達しない場合は、延期または中止する場合がございます。

(3)カリキュラム

全15回程度(各授業時間3時間。第14回、第15回は、時間を拡大)

(4)教材(骨格)について

甲秀樹が制作した骨格【義眼付き】(45cm)を教材として活用します。

お申込み(先着順)

(1)申込方法

次の①~③を添えて、絵楽塾事務局まで、郵送してください。封筒には、「折曲禁止」と朱書きで記載してください。
以下の申込書一式(様式1、様式2)をダウンロードしてください。

① 申込書一式(必要事項を記入)

② 審査のため、以下の「美術モデル」のデッサン画2点(顔・全身を各1枚。鉛筆または色鉛筆で描いてください。)

③ 審査の資料として、ご自身で造形作品または、絵画等をお持ちの方は、画像(印刷物)を添えてください。

(2)受付期間

2019年1月20日~

(3)送付先

〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-13 第2中江ビル6F
GALLERY 素描内 絵楽塾 事務局 立体クラス担当 行

入塾の手続

申込者には、先着順にメールにて「入塾手続きのご案内」の連絡をいたしますので、手続きをお願いいたします。
定員に達した際は、ご案内できませんので、予めご了承ください。
なお、当クラスは少人数制で運営することから、入塾後のキャンセルはお受けできませんので、ご了承ください。

留意点

【お問い合わせ先】

〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-13 第2中江ビル6F
GALLERY 素描
都営新宿線 新宿三丁目駅(C7出口)より徒歩約2分

Mail:kairakujuku(アットマーク)gmail.com

※(アットマーク)を半角の@マークに変更しご送信ください。
また、お申込みされる方は、当塾からのメールを受信可能にしてください。

twitter:https://twitter.com/kairakujuku